4. 会議形式・展示会など

図[会議〔スクール)]にあるような形をスクール(学校形式)と呼びます。主に会議卓と呼ばれるテーブルを使用し、グリーンクロスを使用します。料理をサービスするわけではありませんが、スタンバイ、接客に対して注意する点があります。

大体の場合、卓上にコースターが付きます。ホテルのロゴ入りのもので、冷水を付けるためのものです。向きや位置に注意してください。その他に灰皿が付く場合、禁煙の場合、コーヒーをサービスする場合などがあります。 会議の進行はその時々で違うのですが、一日中という長い会議の場合などは休憩があります。この休憩の際、コーヒーをサービスしたり、冷水を取り替えたりするのです。テーブルとテーブルの間は狭くなっていますので、注意が必要です。 尚、テーブルの上には、同時通訳のレシーバーや資料などがあります。全てお客様の大事なものです。汚したり、へんに場所を移動したりしないよう、注意してください。

会議のアテンド

アテンドの仕方は前に説明しましたが、この会議の場合、主にウェイターがアテンドします。お客様はお忙しい中、急いで会場を探したり、短い休憩時間で電話をしたり、トイレを済ませたり大変です。お客様が何を求めているかを把握して、適切に案内できるよう、心掛けていてください。

スクールをスタンバイする際、常備の人たちはお客様からの視野なども考えて、テーブルを組んでいきます。皆さんがサービスしやすいように、テーブルとテーブルの間もできるだけ広く取ってスタンバイします。グリーンクロスのかけ方や、イスの合わせ方などいろいろなことに最善を尽くし、スタンバイしていくのです。
このことをよく頭に入れて、協力しあってスタンバイしてください。
グリーンクロスは汚れが目立ちます。スタンバイ終了後もよくチェックしてください。

展示会など

企業が新商品を発表する際など、宴会場を使用して展示会を行う場合があります。この場合、多数のお客様がホテルに足を運びます。1000人を超すような展示会も多数あります。
皆さんに注意してほしいのは、企業(主催者)はこの展示会に全力を投じているということです。特に料理をサービスするというわけではありませんが、直接主催者と打合せをしている担当者や、常備の指示に確実に従ってください。尚、商品などをホテルに運び込むことを搬入と言い、運び出すことを搬出と言います。いろいろな業者の人たちがこの搬入、出にはかかわりますので、失礼のないよう、ホテルマン・ホテルウーマンらしく対処してください。

 


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